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情報流出問題

自衛隊や警察といった組織の、個人情報流出がニュースに成る。
その原因として、流出させた本人が組織に責められていたが、本当は個人を責めた上層部にこそ問題があるのではないだろうか?

靖国問題などに見え隠れする、現代の年齢別の考えの違いは、人類始って依頼最も大きい。
先日こんな話を聞いた、「靖国神社は、戊辰戦争の官軍を祭った神社であり、日本人が持つ死者を区別しない精神に反するので、参拝をすべきではない」という話であった。
個人の意見とすれば全くもって素晴らしい意見である。
しかし私が感じたのは、最後の参拝すべきでない。の部分である。
参拝反対者が、参拝が悪いという結果を導き出すために理屈を付けただけのように感じたからだ。
果たして、現在に生きる戦没者遺族にとって、明治時代の靖国神社が出来た経緯など関係あるだろうか?
現代を生きる政治家しかり、私達若い世代しかり関係ないのではないだろうか?
そこに祭られている戦没者に会いに行く戦没者家族は、間違いなく失った自分の家族を参拝に行っているだろう。

さて、本題に戻るが、何故靖国問題を出したかといえば、明治時代の経緯を私に話した人は、当然私よりも年上であり、その年齢も親の世代より上である故に、意見の交換を出来るようで、実は若い世代は一方的にこういった事を説教されるだけだという事を言いたかったからである。

自衛隊や警察を含め、官公庁が個人のパソコンを業務に使用してから、かなり長い時間を経過している。
ワープロの時代からである。
なぜこういった事が起きたかといえば、最も平和で最も人間が貴重な時代を過ごした世代は、自分達の親と自分達の関係を否定している一世代だけの特殊な世代だからだと感じている。
例えば子供に対して「親の面倒なんか見なくてもいい、俺も好きにするからお前も好きにしろ」と格好良く周りに話す人を知ってはいないだろうか?

こういう事を言う人の前の世代の親たちは、子供の世話に成るのが当然であり、世話をする子供に対してお願いをし、死後の世話も託している。
これは人類だけが持つ、脈々と続く生命の伝統のような物である。
それゆえ、時代に遅れた自分を誇りを持って退かせるために、「隠居」という制度まで存在していた。

現代は、老人が元気な世の中である。
パソコンを利用する事で調書などをソフト化し、効率を高めるという事を理解できていない人間が上層に巣食っている。
昔であれば、とうに隠居していたであろう老人達が、上層部で判断を下している現代の社会では、本来年長者しか持ち得ない経験などを次の世代に引き継ぐ事よりも、幸せすぎる世代をすごした老人達が自分達の人生を社会の中心に置き、いまだ世の中を動かす快感に浸っている。

自分達で理解できない事は認めない老人達は、官公庁はおろか、日本と言う国も世代交代を遅らせ、上の世代から学ぶ事が出来なかった経験不足から、僅かなミスで人生を棒にふる若者が出ても、生命の根底にある生命を引き継いで行くという生きる上での絶対的な約束事を忘れ、自分達の責任を回避する。
これから続くであろう人類の未来を少なくとも自分達よりも先まで生きる若者に責任をかぶせ、人類の未来に比すれば僅かである自分のこの先の人生を守る。

若者や子供が個人主義であると嘆く老人。
今の若者は平気で人を刺すと嘆く老人。

その根底は、自分達から始っている事を知らねばならない。

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